押さえを覚えないとなあ……

いつもミシンは蛇の目ミシンさんの「ジャスミン F5100」というモデルを使っています。いわゆるコンピューターミシンで、前職に入社した1年目の2回目の賞与でトーカイさん系列の手芸店で買ったものです。使ってから12年目ですね。
普通に直線縫いの他、ドール服を作るのでは自動で止め縫いをやってくれる機能が便利です。引き裂きに対する強度が必要な時は3重縫いだとかジグザグミシンやほつれ止めのための裁ちかがりなど、ボタンで設定をいじって使うタイプの家庭用ミシンです。

ミシンには「押さえ」という部品があります。生地を台と挟んで縫い込むためのパーツなのですが、例えばジグザグミシンや裁ちかがり用とか、他にもボタンホール付け用やファスナー用というものもあります。
今まで結構基本押さえでいろんなことをしていたのですが、必要な工程は適した押さえを使わないといけないなというのが最近の反省でした。やっぱり専用の押さえを使った方が早いし、綺麗にするための精神力消費が少ないんですね。


それなら買いそろえようということで買いました。まずは三つ巻き押さえ。前回の衣装だとサーキュラースカートの縁の処理が長距離で大変だったのですが、それを簡略化しようと思って導入しました。

各メーカーこうやってミシンの押さえを別売りしているのですが、Amazonなんかで見るとサードパーティー製のものもあるようでそれって本当に使えるのかとちょっと考えています。


実際まだきちんとした使い方が分からず、縫いはじめをどうすればいいかがうまくつかめないのですが、これだけで簡単に4mmや6mmの三つ巻きが出来るようになります。ガーって縫うだけで巻いてくれるのは便利です。これもっと使えるようになろう……。

 

他にもフリルを作るのに便利らしいギャザー押さえとか、いろいろ導入したいものが多いです。やっぱり道具の使い方は勉強だなと改めて感じています。

福井でのお仕事関係そのほか

福井に帰ってからの仕事を模索しています。それと合わせて県内あちこちの施設関係を当たっているところです。

とりあえず地元の越前市。福井国体が行われるのと、中央公園で毎年この時期に行われる「たけふ菊人形」が同時に行われるというなかなかリソースを突っ込んだイベント合わせが行われようとしています。丁度数日前中央公園にスターバックスが出来たこともあり、この辺りは1か月位混むかなという印象です。
近くには税務署もあり何度もお世話になりそうなのですが、市役所や商工会議所を除けばこの辺りが仕事関係ではメインで訪れる場所だと思います。図書館もありますし。

あと昨日はサンドームへ行って工作室を見てきましたが、今日は福井市のAOSSA(アオッサ)という商業施設に行ってきました。ここには図書館やホール、研修室などがあるのですが工作実習室も併設されています。ここで造形関係のイベントやワークショップなどを開けたら交通の便もよくて駐車場も打ち切り1,000円でいいのではないかと考えています。手作業中心で機械関係は無理っぽいですけど。

自分が福井を離れて大体20年位なのですが、その間に良い施設がどんどん建っているようです。けどやっぱり福井市も20時を過ぎると真っ暗になるんですよね……。若い人は夜何をして過ごしているんでしょう?

福井に引っ越しました

いろんなことがあって、今年(2018年)の8月に実家の福井県越前市に帰ってきました。

浜松に比べると本当に買い物や遊びに行く所も少なく、20時を超えたら夜型飲食店しかやっていないような地域なのですが、生活自体は問題なく出来そうです。ただやっぱり車社会で、片道5kmまでの場所はなるべく自転車で行くようにしていますが自転車のみだと不便ですね……。
東京へは行きにくくなりましたが、代わりに大阪や京都に行きやすくなり、また大阪と名古屋が同じくらいの距離になりました。北には金沢がありますし、地理レイアウト的には悪くないのかなと思っています。即売会なども関西メインになりそうです。

さて福井というか丹南地方なのですが、手工業関係の産業が多いようで利用できそうな施設もいくつかあるようです。
今日はサンドーム福井というイベントホールに併設されている「福井ものづくりキャンパス」という施設を見に来ました。写真は施設内を写したものですが、ここには工作室の他、3Dプリンターやレーザーカッターなどを借りることが出来るようで、創作活動で色々利用できるかもしれないと期待しています。
丁度国体の会場になるということでしばらく来にくくなりますが、改めて利用方法などについてお話を聞いてみたいです。

それから割と有名な話なのですが、福井は化繊が強いです。化繊衣料メーカーの工場はいくつもあって子供の頃工場見学に行った覚えがあるのですが、先日ドール服用の生地を調べたり注文したりしたら福井の企業によく当たりました。後で調べたら生地メーカーが多いようです。面白い生地を探せるといいですね。

福井は意外とエンジニアフレンドリーというか、手に職仕事をするのにはいい場所なのかなという印象を持ち始めました。元々雪国で外に出歩けない地域ですし、家にこもって作業するのにはいいのかもしれませんね。とにかく、住むことになったのでどう生きようかを練っているところです。

スナップボタン付けの救世主!


先日作ったドール服で思った以上にスナップボタンを使うことになりました。1着7セットで1着分付けるだけで1時間とかかかってしまいます。
ですけど付けないと品物にならないし、丁度いい色の手縫い糸も無かったので母に手縫い糸を持っていないか聞きに行ったところ、ダルマさんのパッチワーク糸を貸してもらいました。

横田株式会社 Dual Duty Art.260

通常の手縫い糸と同じくらいの太さなのにハリがあり、糸通ししやすいし引っ張りに対しても強い糸です。これのおかげで1着1時間掛かる所45分くらいで終わってくれました。イベント前日にスナップ付けしてたんですけどまさに救世主!ギャザーにもいいっぽいです。

実はこの糸、近くのパッチワーク関係を扱う手芸店に置いていて、ミシン糸みたいな感じだけど手縫い糸と聞いて「へー」程度の認識しかありませんでした。実際使ってみてこれは常備したい!という思うくらい使いやすく、やっぱり道具も資材も実際に自分の手で触らないと良し悪しの判断は出来ないんだなと改めて感じています。小さいサイズのものもあってかわいいので別の意味でも揃えたいかも……?

スナップ付けの時間がかかる要因って、大体が位置取りの失敗とか糸が絡むとか糸の付け直しとかなので、その中の糸の付け直しを卓上型糸通し器に変えるだけでもスピードアップするかもしれないですね。

GWC18、お疲れ様でした!

13番出口を出れば君を待っている。

みたいないつもの難波御堂筋ホールが会場なんですけど、GWCに参加するのは今回で3回目。初参加は丁度昨年の9月でしたっけ。

今回は我が家で手元の頒布品や販売品が散逸していたため、新作のDDdy用衣装1品で出展しました。前回の1/6鍵盤ハーモニカとか探せばまだ残っているはずなんですけど……。

以下イベント時のインプレッションになります。我が心反省会モード。

■ドール服

販売自体は振るわなかったですが(でも買ってもらえましたよ!)、東京で同日にドールショウがあったことやドール専門イベントではない中では頑張れた方かなと思っています。

今後のドール服含め立体関係目標 としては、
・ロックミシンを使えるようにする
→今回裁ちかがりなどの端面処理でものすごく時間を取られたので使えるようにしたいです。
・新型紙の作成
→他にも試してみたいものがあるので型紙作りはもっと練りこみたいです。
・1/12服を作る
→GWCはフィギュアが好きな人が多いということで、自分も1/12は好きなので作っていきたいなと。
・3Dプリンタの導入
→高精細なアイテムを作りたいんですけど、キャストが出来なくなったのでやっぱり3DP欲しいです。

次回GWCまでには全部出来てるといいなと考えています。

その他、DD-L胸に今回のDDdy用衣装を着せられるか具体的に回答できなかったので(L胸も寄せ胸とかフラットとかあるんですよね)、きちんと回答できるようにするためGWC終了後にボークスさんの大阪日本橋SRに行ってL胸買ってきました。こういった対応をきちんと出来るようにするのと同時に、服が何かと少なくなりがちな胸の大きい1/3ドールの衣装を増やして行けたらなと思いました。MDD-L胸とかいいですよね。
本当はファンタジー的なものやメルヘン的なものをメインにと思っていてメイド服はファンタジーの範囲と考えていたのですが、そういうのもいいかなーと。2ラインに分けるというのもありかもしれません。

■演奏

今回は演奏をさせて頂いたワークショップスペースがディーラースペースと同じ場所だったこともあって、音だけは多くの人に届いてくれたかなと思っています。
ジャズの話などをしたのですが、ぶっつけ本番だったジャズスタンダードのテーマ→アドリブ→テーマは形になったのでこれもう少し追求していきたいです。
これは自分のメモなんですが、
・気持ちに指が追い付いていないので気持ちと指との足並みを揃えよう
・そのrit、音楽表現のためではなく自分の休みのためじゃない?
というのが自分の中では気になった点でした。演奏後オリジナル曲を「あの曲良かったです!」って言われたのがすごく嬉しかったです。

あとこれは運営さんと要相談ですけど、エフェクターやミニアンプなどの機材を導入出来たらなと思っています。具体的にはオクターブ使いたい……。ともかく演奏の場を用意して頂けたことに感謝です。

■GWCについて

以前から独自の方向性を模索していることを公開しているGWCですが、個人的には本部やワークショップが近かったこともあり「今までの中で一番GWCらしいGWCだった」という感想を持ちました。
言葉が拙い自分の中であえて言語化すると「フィギュアを中心としたサブカル交錯点」といった感じなのかな?単にガレキイベントではなく、ガレキをベースにその枠を飛び越えた場を作りたいのかなと思っています。
個人的にはWeb申込実装して欲しいですよろしくお願いします!!

■心の鏡、反省会

スケジュール調整の失敗があり(前週にVRで色々やってたのが尾を引いた)、結局前日ギリギリまで作業しました。「何かを作る」という行為は人間が思っている以上にエネルギー消費が激しく、回復のための睡眠も多く必要とするようです。朝フラフラなので前日作業は避けましょう……もう若くないんだから。

それから会場で買ってきたもの。いつもぼっち参加でなかなかスペース外に出ることが出来ないですけど。
以前から気になっていた、アーニトルさんのカニペンホルダー。万年筆も行けます。その他筆とかリッパーとかペン形状のものなら色々置けて便利!

さて次のGWCは版権ありですけど、版権物もやってみたいかなと思っています。同人も基本的にオリジナルだったので、「やりたいこと……作りたいもの……あるけど……この身で背負えるのか……?」みたいな感じで堂々巡りです。会場でいろんな話を聞かせてもらって、作りたい意欲、というか執念は燃えているので参加して何かしら出すというのは必ずやります!