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コミカルアバンテでFPVRCカー

ふとしたきっかけからRCカーを始めることになりました。

「コミカルアバンテ」という最近発売されたデフォルメサイズのマシンなのですが、組み立ててみて「この中にカメラを仕込んでモニター越しに走らせてみたいな」と。ボディは結構空間があるので色々仕込みやすそうです。

というわけで色々実験。RCは以前少しやっていたのですがイチから組むのは初めてで、電子機器とかは全然なので調べながら進めていきます。

■FPVカメラ

まずはカメラ。やろうとしていることはドローンではポピュラーなことだそうで、「FPV(First Person View:一人称視点)」というそうです。それの陸上版なのですが無線で映像をモニターに飛ばすには電波の周波数の問題が出てきます。ドローンでよく使われる映像用電波は「5GHz帯」という、特別な免許がないと使ってはいけない帯域です。

ということでその帯域でない電波を使うカメラ&モニターのセットを買いました。

京商 2.4GHz FPVシステム KYOSHO オンボードモニター

こちらは2.4GHzの電波で免許不要で使えるものです。とりあえずステアリングのチャンネルを抜いてカメラを入れて、動作に問題なし。ただこのままでは車は真っすぐにしか動きません。

■チャンネル数の確保

元々使っていたRCシステムは2chのものです。前後移動に1ch、ステアリングに1ch。RCカーならこれだけで動くのですが、例えばカメラの電源を確保するには同様のチャンネルとその接続ソケットが必要になります。つまりカメラのチャンネルが足りないわけです。

なのでRCシステムの一部を変えて、プロポと受信機を4chのものにします。今まではステアリングをホイールで回すタイプのプロポでしたけど、次はいかにもプロポなもので「スティックタイプ」というものです。付属の受信機も差し込み口が4個になっています。

これでカメラの電源が確保できたのと、もう一つやりたいことの実験が出来ます。

■カメラの可動

やりたかったのはカメラの可動。単に車載カメラにすればいいんですけど、左右とか上とかカメラが向けたら面白そうだと思い実験です。まずは左右から。

いわゆる首振りですが、これには「サーボモーター」というステアリングにも使われるモーターを使います。スティックを右に倒したら倒した分だけ右に、左も同様に動かすことが出来ます。大体60度位で止まってくれますが調整も可能です。サーボは3Dプリンターで作った台座パーツでRC内に固定します。

ちなみに後で確認したことなのですが、電源分岐のケーブルでカメラも一緒に電源供給が可能です。左右の他に上下に動かすとなると4チャンネル全部が埋まってカメラのチャンネルが無いことになるのですが、上下を入れるのも仕様的には問題なさそうです。2チャンネルでもカメラ固定なら何とかなっていたわけですね。

初期実験のものですけどカメラ自体はこんな感じで左右に動きます。

モニターと一緒に動画を撮ったのがこちら。

■今後の課題

・カメラ録画が出来ない問題の解決

SDカードは認識しているものの録画や撮影が出来ないんです……何かカードのアイコンが点滅したり点滅したまま赤くなったり。GB数で使えなかったりするものもあるのでそういうのでしょうか?どうしようもなかったら問い合わせしようと思います。

・上下のカメラ移動

必要かどうかは何とも言えないのですが、導入するだけしたいと思っています。サーボ買うのもお金が掛かるので収入が出来てからですね。

・マシンの強化と最適化

FPVで走らせると転倒した時に操作者がいないので起こしに行けません。なので転倒しないようにするのと、外で操作する時のための防水など、マシン側にも色々対策が必要です。

ロスト(紛失)の可能性もあるのでGPSやブザーなども仕込みたいですけど、本当に回収不可能になった時のためになるべく予算は少なくしたいですね……。

・HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の導入

やっぱりHMDでやりたいですよね。もしくはモニターをスマホVRモニターみたいに顔に着けるとか……?

・5GHzを使えるようにする

免許を取得してドローン用に売られている5.8GHzのカメラを使えるようにしたいです。必要な免許はアマチュア無線4級だそうで、今本読んで勉強しています。

・ドローン用機材の導入

FPVドローンだとカメラやHMDなどの機材もたくさんあるのでFPVやるなら導入していきたいです。ただRCシステムも陸用ではなく空用になって機材そのものも変わってくるそうなので、また勉強が必要みたいです。いっそドローンも覚えてみた方が良さそうです。

レバーレスアケコンを作ってみた話その②

前回のその①に続いて、設計とか配線とかについて書いていきます。

これは自分が次回アケコンを作る時のアーカイブとして作るものです。情報が変わっていたりすることもあるので、己の力を当てにして作っていきましょう。

■かかった金額

16705円。

安いかどうかは……うーん……HITBOX買うよりは安いけどという感じです。

あとはいわゆるハッキング、ゲームパッドの基板を利用した「乗っ取り」を使うと材料費自体は安くなりそうですね。今のコントローラーって内部が細かいし立体構造なので個人的にはやりたくないです。

ちなみにこの価格、念のため買ったファストン端子とか短かったM3x10六角スペーサーとか実は2時間掛かってるレーザーカット代(別の材料を加工していた)とかは無視しています。あと送料も入れてないです。

〇安くするためには?

・コントロール基板を変える

価格の半分をBrooks AFBが占めているので、これを他のマイコンやゲームパッド基板にすれば結構安くなると思います。

AFBを別のものにするというのは性能の操作時の遅延だとか作業性とかいろんなものが絡んでくるので、そういったものも含めて要検討ですけど。

地元のマルツさんにマイコンを買いに行った時はこういった製品を見つけて、アケコン作るには十分なんじゃないかなと思います。お値段4380円、ねじレスの端子台付きというのが嬉しいです。

ADRVBRB REVIVE USB MICROマトリクスブレイクアウトボード

個人利用のみ可ということで、作ったアケコンがどういった方向性に展開するか不明だったので今回は見送りました。完全自分用面白HIDを作りたい場合は使ってみたいなと思います。今年はNT鯖江に出たいのでその時合わせでも良さそうですね。

・ハーネス類の自作

FIGHTING BOARD CABLE:1680円

Brook HIT BOX CABLE:450円

合計2130円。既に電子工作やっててコードとかファストン端子とかたくさんあるという場合はこちらの方がいいのかも。AFBを使うならネジ式端子台があってファストン端子も節約できますし、作例を見る限りネジ式端子台使ってる人の方が多いみたいですね。

マルツさんではメス10個入りで160円。ボタン18個×2端子で36個必要なので4パック→640円になります。ケーブルはピンキリですけど、よくある赤黒のものはメーター売りで70円とかですよね。もちろんファストン端子無しではんだ付けもアリです。

問題は圧着工具で、これが1000円とか2000円とかするので1個分ならハーネス買うのが安いです。2個以上作るなら工具使った方が安くなりますね。ただし人件費抜きです。

・筐体設計の見直し

今回アクリル板2枚&自作の支柱で賄いました。712円のアクリル板2枚と1時間710円の加工量で2132円と結構な額になります。あとネジも減らせば減らすほど安くなりますし組立の時間も短くなります。段ボールアケコンとか密閉容器アケコンとか見かけますし、この辺安くするならエクストリームですよね……??

実用的なものを考えるなら、例えばMDF(木屑を接着剤で固めたもの)のボードが300円足らずで売っていて、厚さ2.5㎜で十分天板と底板と背板を賄える量を確保できます。それから前板と側板は厚さ10㎜のパイン材が幅60㎜とかで安く買えます。ボタンの都合上3.7㎜を超える板が使えないのですが、要は箱を作ればいいので何とかなりそうです。

なおその場合、丸穴を自分で開ける必要があります。ホールソーという丸穴を開ける工具は高く、コンパスカッターを使うという手もありますけど、正直どちらも加工は大変だと思ってください。デジファブ最高!

・操作に不要なボタンを小型スイッチにする

今回背面のボタンを操作ボタンと同じものにしましたけど、別にどんなボタンを使っても構わないわけです。168円のボタン×6=1008円、これを20円のタクトスイッチにすれば120円になります。

背板に厚さ2.5㎜のMDFボードを使わなくて済むのであればより強度の大きい筐体を作れそうですね。レイアウトは再考しないといけませんけど。

■大変だった箇所と対策

〇ハーネス類の接続

まずは何をどこに取り付けるのか、という話。

・AFB付属のハーネス(10ピン対4ピン&6ピン)

これはサイトに書いてあるので大丈夫かも。10ピンが背面パネル(「Breakout Board」って名前らしいです)へ、4ピンと6ピンのコネクタ(現状白い取り付け部)は基板のJ1-1、J11-1へそれぞれ取り付けます。基板上USBコネクタのすぐ近くですね

・Fighting Board Cableの20ピンハーネス

黒くて大きいコネクタとファストン端子がたくさん繋がっているという両端になったハーネスです。

黒い方はJ4という場所に繋げるのですが、180度クルっと回しても付いてしまうんですね。20ピンは10ピンが2列になっているんですけど、「何もケーブルが入っていない方」がネジ穴に近い方になります。一番端っこが黒い方がネジ穴の方と言ってもいいですね。黒い線がいわゆるグランド線になり、いずれかのグランド線は全てのボタンに接続されます。

あくまでオマケですけど、ボタンに各色の線と数珠つなぎの黒い線が1個ずつ付いています。こんな感じで差し込むだけで接続できるようになっています。アーケード筐体なんかでボタンが壊れた時はんだ付けとかせずに、抜き差しで対応できるようになってるんですね。

20ピンハーネス、次の4ピンハーネスのレイアウトは以下の通りです。ケーブル色に関しては今後変わる可能性もあるので参考までに。

・Fighting Board Cableの4ピンハーネス

消去法で考えると取り付け可能な場所は2つあって、黒いハーネスの隣の5ピン(J2)、4ピン(J10)、4ピン(J7)と並んでいるコネクタの4ピンのどちらかですね。

真ん中のJ10エリアにこの4ピンハーネスを付けます。機能としてはL3ボタンとR3ボタン、それからタッチパッドボタン、あとはグランドです。個人的にはL3R3はあった方がいいんだろうなと思って付けています。無くてもいいなら別に付けなくてもいいでしょう。

ちなみにJ7エリアはターボスイッチ(いわゆる連射)を扱うエリアで、LEDを付ける場所になるそうです。

・HITBOX Cableの5ピンハーネス

これはノーヒントでした!

結論だけ書くとFighting Board Cableの方向キーに関わる5ピンコネクタと接続します。元々ジョイスティックが5ピンハーネスになっていて、それを接続するためのものをこの5ピンハーネスで置き換えるという感じです。ケーブル色はFighting Board Cableと同じです。

上:オレンジ

下:赤

左:黄色

右:黄緑

黒:グランド になります。

〇AFBの寸法、パネルの穴位置

大事なのは基板の外形寸法、穴寸法、あとはどこに配置するかです。今回結構出たとこ勝負で設計してしまったのでこういった所は現合が必要だなと改めて感じています。下に参考値を載せますけど、きちんと確認しましょう……。

・AFBの寸法

ピッチノギスは手元にないのでかなり適当です。単位はmm。一般的な基板同様厚さは1.6㎜、角RはR5程度。

・Breakout Boardの寸法、逃げ穴

こちらも単位はmm。数値は何か0.25単位で出ていますけど、現地修正をした時の値をそのまま入れています。R2.25もR3.75もBreakout Boardの挿入に影響はないので無理のない範囲で変えてしまえばいいと思います。

元々のパネルの図面はwebにあるので、それと現物を参考にすればいいと思います。

■やっておくべきこと

・SOCD問題の解決

レバーレスコントローラーはその性質上、左と右だとか上と下だとか何なら上と下と右と左とかを同時に押すことが出来ます。これに関わる問題の話で昨年レバーレスが俄かに話題になったんですけど、反対方向のボタンが同時に押されている時に

・ニュートラル(何も押されていない)

・後着優先でどちらかが離されたらもう一方が押された状態になる

という挙動があります。この辺りはSOCD(Simultaneous Opposite Cardinal Direction;同時に反対の向き、的な意味)で調べてみたら分かると思うのですが、諸々省いて前者で慣れておくほうが望ましいようです。ちなみに自分もこれをやり忘れて格ゲーやって後者の挙動になっていたので調べて前者のニュートラルになる挙動にしました。

2つ並んでいる黒いジャンパピンの内左側、折れていない方のジャンパピンがSOCD関連になります。ということでAFBの中にセットで入っていたジャンパピンを差し込みます。これだけでOK!

これはスイッチで置き換えればアケコン上で切り替えも可能ですね。

ということで、また落ち着いたら2個目作ってみたいなーと思います。

レバーレスアケコンを作ってみた話その①

昨今のコロナウイルスの関係で外行くのもいけないし仕事の依頼も減ってるし何か勉強しようかということで、アーケードコントローラー(略してアケコン)を作ってみたのです。折角なので本家で買うと高いレバーレスコントローラーを作ってみようかなと。

■レバーレスって何ですか

レバーが無いんです。いわゆるジョイスティックが無いです。

その代替としてボタンになっている上下左右の方向キーが付いたものをレバーレスコントローラーと呼ぶそうです。有名なのは「HitBOX」というものですね。主に格闘ゲームで使います、というか自分は他のジャンルでHitBOX的なモノ見たこと無いです。

割と昔からあるそうなのですが昨年俄かに有名になって、そのもう少し前から知って「うわーこんなのあるんだー」って驚いた覚えがあります。

レイアウトは右手側に通常の8個のボタン。それから左手の移動操作が変わっていて、3つ並びが左、下、右になっています。それから下の大きなボタンが上なんです。

どういうことかというと、元々ジョイスティックも中にはスイッチが4つしか無く、任意方向に倒した時にスイッチが押されているそうです。例えば右上にスティックを傾けていたら右と上を担当するスイッチが同時に押されているという判定をして8方向としてるそうで、それをそのままボタンにしたものがレバーレスのボタン部分になります。

メリットとしては右を入れたいのに右下が入ってしまうとかというトラブルが無くなったり、素早く右左右とか右右とかやりたい時にレバーに比べて早くなるということが挙げられます。曰く「理論上最速」とか、どちらかというと高速入力を挙げる方が多いです。いわゆるコマンド入力も左手3連のボタンで賄えるものが多く、格ゲー上では理にかなっています。

デメリットはやっぱり「感覚的ではない」ということ。上方向キーが下にありますもんね……あとは格ゲー以外のジャンルでやりにくいことでしょうか?2Dシューティングとかやったら後ろに下がりたいのに前に進んで敵に突っ込んでしまうことがあります。

■材料

パーツは電子パーツ屋さんに置かれていて、ゲームセンターの筐体で使われているものと全く同じものが使えます。これはジョイスティックでもそうです。

あとはコントロール基板。これはマイコンを使うことも出来るそうなんですけど、奮発して専用の基板を買いました。合わせて専用ハーネスも買って、はんだ付けとか無しで組み込み可能です。

それから筐体、というか箱。何らかの形で土台となるものを作らないといけないんですけど、今回はアクリル板と3Dプリンターで作った支柱で対応します。それからそれらを固定するネジ類が必要ですね。

〇電子部品

・コントロール基板

→今回はBrook社の 「PS4+ Audio Fighting Board」という基板を使いました。名前が長いのでAFBと略称されるそうです。

写真ありましたけどこんな感じで、内容は基板、ハーネス、パネル。あと写真に無いですけどジャンパピンがあります。説明書は無し。千石電商さんで購入しました。他電子部品も千石さんです。

元々PCで使うつもりだったのでもう1つ高くて多機種対応のものではなくこちらにしました。あとPCにおいて「Xinput」というのが大事で、これをサポートしているというのも。低遅延が売りの基板だそう。

下記のハーネスを一緒に買えば、どこに何を付ければいいかさえ分かれば電子工作初めてでも組み込みやすいのではないかと思います。自分も電子関係は専門では無いです。

・ハーネス

 

AFBと同じBrook社から専用のハーネスが出ていて、千石さんで買えます。元々AFBには各ケーブルを簡単に固定できるネジ式端子台が付いているんですけど、こっちだと更にワンタッチで出来てしまいます。どれがどの端子かを調べるのは大変でしたけど……これについてはその②で。

ケーブルは「Fighting Board Cable」が通常のスティック型のコントローラー用&ボタン、「Hitbox Cable」がFighting~と合わせて使ってレバーレスで使う用になります。レバーレス作るなら両方買っておきましょう。

・ボタン

組み込み済みの写真しかありませんでしたギギギ……。

レバーレスということで、全部ボタンです!具体的には以下の通り。

・方向キー上用:三和電子Φ30はめ込み式押しボタン×1

・その他方向キー用:三和電子Φ24はめ込み式押しボタン×3

・基本8ボタン用:三和電子Φ24はめ込み式押しボタン×8

・背面6ボタン用:三和電子Φ24はめ込み式押しボタン×6

Φ30が1個、Φ24が17個です。ちなみに一般的なアーケードゲーム筐体では基本8ボタンにはΦ30が一般的でΦ24はスタートボタンなどに使われます。

背面ボタンは特別操作に必要なものではないのでゲーム用でもなくていいのですが、共通にしたほうが作業も設計も楽なので同じΦ24にしました。スタートボタンやセレクトボタンなんかがレイアウトされています。

〇筐体パーツ

・アクリル板

今回はアクリル板で。他にも100均の密閉容器やエフェクターボードなどを使ったりする自作例もたくさんあって自作道奥が深いな……って感じています。

アクリル板なので以前もお世話になったレーザーカットしにまた行ってきました。450x300x3㎜ホワイトアクリル板×2枚で今回の筐体1台分が賄えます。

・支柱

板だけでは固定が出来ないので、今回は支柱パーツを使って箱組していきます。

まずは形を作れればいいやくらいに思っていたんですけどやっぱり作った後強度不足を感じたので、アルミのアングル材とかにした方がいいですね。3Dプリンターが丁度空いていたので設計しながら動かせる3Dプリンターでやりましたけど、別に木の角棒でも何でも構いません。上画像のグレーの部分です。

・ネジ

その支柱とアクリル板を固定するネジです。今回は全て超低頭ネジを採用しました。普通に買うと4本158円とかすごい値段になるので通販で。

あと基板固定や背面USBパネルの固定ネジには一般的ななべ小ネジを使いました。

・六角スペーサー

基板を筐体内部に固定するためのスペーサーです。最近はホームセンターにも売っているようで、入手性が高いのはとっても助かります。

材料としてはこんな感じ。合計で18000円程度、内基板が9000円です!内訳はその②で詳しいの書いておきます。

 

■作ってみたけど反省点

・深さがもう少し欲しかった

本家HitBOXと同じ寸法(406x17x51mm:本当はインチ表記ですけどミリにして寸法丸めました)にしたのですがファストン端子が長くて中がキツキツだったので、あまりこだわらずもう少し内部の深さを上げればよかったと思います。具体的には5㎜位。

・現合を怠らない

AFBの基板の寸法(特に穴ピッチ)が見当たらず、何故か見つかったDXFファイルから調べたのですが寸法が合ってませんでした。一応付いていますけど穴対穴のズレでちょっとキツキツになっています。こういう組付けに関する情報は大体どこかに載ってるんですけど……

あと背面のUSBパネル!これも曲者で、一応こちらはパネルだけの穴位置と外形寸法が見つかったんですけど端子のためにどういった穴が必要かが全く書かれていなくて苦労しました。結局穴が広すぎてパネルで隠せるかギリギリだったのでここだけ現地でレーザーカット用データを変更して作り直しています。

・強度不足

これはあらかじめ分かっていたことではあったんですけど、やっぱり前面と背面のパネルがたわみます。簡単に作れるようにと思って支柱にしたんですけど、補強を入れるか別の支柱材使うかした方がいいですね。ちなみにレーザーは3㎜までしか対応していないとのことで、厚くしたいなら2枚重ねとか面倒になってきます。

・もっとレバーレスに慣れよう

これが最も大事なんですけど、やっぱり使って1日とかだと全然動けません。元々格ゲー下手だし格ゲー自体何年ぶりだろう……という感じですし。ともかくきちんと道具は使えるようになりたいですね。

■次回試作のために

・筐体の最適化

元々HitBOXと同じ外形寸法にしたわけですけど、必ずしもそれにこだわる必要はなさそうです。膝置きでプレイすると安定するんですけど、もう少し奥行きがあっていいかなって感じはします。

あと基本ボタンを全てΦ30にする方が自分にとっては使いやすいかもしれません。一番右(小指)のボタンが内側にありすぎるようでよく外します。方向ボタンもΦ30の方が押しやすいかもしれませんね。

材料についてもアクリルはあんまり手触りがいいとは言えないので(けど痛アケコン作りたい)、天面は木材の方が触り心地はいいかなとか色々考えています。木材筐体のHitBOXとかあるそうですけど。

こう言った自分にとっての最適化が出来るというのが自作アケコンの魅力だと思います。皆も作ろう!

・内部開閉の容易化

やっぱりネジ6個で開けるの面倒なので、出来ればヒンジ式とかにしてパカっと開けられるようにしたいですよね。それの1つの回答がエフェクターボード直付けなんでしょうけど。

・マイコンを使う

AFBを何個も買えるような予算無いですし、勉強のためにも当初はマイコンを使うつもりでした。実はArduino Leonardoを買っています。

ちなみにArduinoは反応が遅いそうで、同じIDE(開発ソフト;プログラムを打ち込んでマイコンに流すもの)で使えるespマイコンを勧められています。まずArduinoで出来るようになってからespを使えるようになりたいかなと。性能で言うとAFBが相当高性能だそうで、この辺りはあくまで自主課題ですね。

・ハーネスは自分で作る

作る時間はかかるんですけど、こちらの方が内部配線を綺麗にすることが出来ます。1台分ならケーブル2色にファストン端子たくさん、それから圧着工具とハーネスと同じ位お金はかかるんですけど、たくさん作るならこっちの方が安いですね。

・スイッチ類の検討

同じコントローラーで例えばSTGをやりたいとかになるとうん……ってなるので上下入れ替えるとかのスイッチを入れられるといいですね。

あと機能上PS4コントローラーの十字キー以外の操作がサポートされています。具体的にはLスティックかRスティックの挙動を方向キーに持ってくることが出来たりしてたまに別のゲームで使います。次回書きますけどSOCD挙動を切り替えるというのも出来なくは無いですね。

■感想&次回その②では

アケコンも大分パーソナルなものになったようで、見た目の差別化の他もう少し触りやすくしたり出来ないかなと色々試行錯誤が出来るようです。この辺は楽器にも通じる所があって、触れる部分にもう少し触り心地の良い材料をとかメンテ性や可搬性を上げたり色々出来そうです。AFB毎回使うと大変なので出来ればマイコンで作りたいですね。

いるのかどうか分からないですけどこれからアケコン作りたいという人に対して、具体的な設計について大変だった箇所とその対策について書いていく予定です。

具体的には配線どうすればいいかとか、パネル穴の寸法値とか……自分が次回作る時にそのまま参照できるようなものにしようと思っています。

Nagoya I・Doll VOL.28 ご来場ありがとうございました!

結局何の告知も出来ず&新作も出せずでしたけど、たくさんの人にスペース見てもらえました!

◆反省会とこれからについて

大型アイテム作りたいとか思っていましたけど全然出来ませんでした。6、7月は演奏関係であちこち回ってて、8月は半月バイト、後半合宿だったのでスケジュール的にどうしようも無かったですね……。もう少し小さいアイテムを持って行けるようにしましょう。

◆スペースレイアウト

あとはスペースの話ですが、もうちょっとこう、世界観めいたものがスペースレイアウトから見られるように出来ればなーって思っています。

隣がタワーレイアウトをやってその下にハンガーで品物を掛けていると自分のスペース側から品物を取ろうとする人がたくさん出てくるので、そういうの対策しないといけないなと……。そういえば初アイドールの時なんて木の板で壁になっていて自分のスペース全然見えなかったんですよね。そういうのも対策しないとなって。

◆これからについて

自分の作っているものは結構長期スパンで考えないといけないのかなーと思って、次回大阪アイドールの予定でしたが3か月後の東京アイドールに向けて製作しようと思います。

今回の名古屋アイドールで杖も無くなってしまったので、材料を注文して今までのサイズ&大型のものを考えていこうと思っています。おっきな剣も出せるといいな。

そんなわけで次回は12/1のアイドール東京で、色々持って行きますのでよろしくお願いします!

 

名古屋アイドールに向けて製作-その1

次の名古屋アイドールは9/1、あと1か月少しです。

申し込みは完了しているのであとは作るだけなのですが、実は8月は前半をバイトに費やしていていて、後半の内1週間を合宿でつぶれてしまうのです。つまり製作期間がかなり短い!!

というわけでやれる所まではやりましょう。前回の反省点は「おっきな武器を作る」という所でしたね。

■おっきな剣

刃の長さ60㎝の大きな剣です。色々試作しているのですがやっぱり問題があって。

一番の問題は、プラパテで大きく隙間埋めをすると硬化時の収縮で曲がってしまうという所です。なのでもう少しどうするか検討しないといけないんですけど。

鞘はひとまず無しでいいかなと思っています。なので鞘に納まらないデザインでもう少し考えてもいいかな?こうやって見ると鍔も小さいのでもっと大型化しましょう。

■おっきな杖

杖もおっきいの。こっちも全長60㎝。この前のが50㎝なのでそれよりも大きく、MDDではなくDD向けに少しグリップ太くしようと思っています。これは試作でホワイトオークではなく白木で作っています。カーマで400円。

形状にちょっと首をかしげる点があって、くの字に折れ曲がった部分の一番下端をやり直したいかなーと。

あともう1段階大きい70㎝のものが作れないか検討中です。さすがにそこまでは間に合わないような気もします。

■オーブの付いた杖

これは以前から作っていたもので、そろそろ形にしようかと思っていました。自然崇拝系じゃない魔法使いキャラの杖という感じで、MDDサイズで考えています。

柄の部分は画像だと木ですけど8㎜というサイズが手に入りにくいため、プラ棒やプラパイプにしようかなと思っています。

パーツはこんな感じ。本当はガラス玉を入れて綺麗に仕上げたかったのですがあまりに重すぎるということでオーブ部分も出力になりました。表面処理と塗装は必要なのですが剣などに比べると小さい分楽になると思います。オーブの色で何色か分けて作っていきたいですね。

というわけで使える残り時間が少ないのですが、何とか仕上げていこうと思っています。ホワイトオークの材料注文しないと……。