押さえも色々揃ってきました

ミシンを扱うにあたって大事な「押さえ」のパーツ。
ここ1つ交換するだけで仕上がりや作業性が全然違うというのは以前もお話ししましたが、縫い物をやるに当たってやっぱり大事だと思わされます。

こうやって見ると色々揃ってきましたね。手前側が自前で購入したもの、奥側が元々の職業用ミシンについているものです。

今日は以前から「押さえを変えればやり易くなるんじゃないか」と思っていて導入したパーツをご紹介します。


SUISEI SP36LN 左端縫い押え
針から左側が無くなっている押さえです。これで何を縫うかというと、ドール服の袖合わせ。多分ドール服製作の上で一番躓くであろうあの縫い合わせです。どれだけ計算合わせても上手く縫えない……必ずどこかがつってしまう……!って全ドール服ディーラーさんが思ったに違いありません。
針から左側が無くなっていることで、本来押さえてしまって気付かずにつってしまうといったことが激減します。あと視認性が上がって見ながら縫いやすいのでものすごく縫いやすくなります。今実験で縫ってみてびっくりしました。袖付けにオススメ。

あとこんなのも買ってきました。


SUISEI S2525 ジッパー押え
こちらは左端も右端も狭幅になっている押さえで、凸になるジッパーの横を狙って縫うのに使う押さえです。なおお店の方によると職業用ミシンを購入して一番始めに購入するのがこの押さえだとか。

アイドールまであと1週間で、現在衣装製作中です。押さえのおかげて助かっている部分や職業用ミシン導入して良くなっている部分もあって、技術も大事だけどやっぱり設備や機材も大事だなと感じています。笑って参加できますように……。

俺はデスクスレダーと地獄を往く

何の地獄かって?それはもうすぐ始まるドール衣装のスナップ付け地獄!

そんな地獄に備えて、クロバーさんのデスクスレダーを買ってきました。スレダーというのは糸通しのことです。銀色の顔の描かれた板にひし形のワイヤーがくっ付いているアレ。それを自動でやってくれるのがこのデスクスレダーです。

このアイテム本当にすごいです。糸を入れて、針を入れて、レバーを押したら糸が通る!手縫いやるならおススメです。1400円位しますけど、あの針に糸を通すイライラ感から解放されるために1400円は優れた投資です。なお針はよく手芸店で売られているクロバーさんのものを使えるそうですが、刺しゅう針などは使えないそうです。

実際にやってみましょう。糸を通す、針を入れる、の状態が下の写真。この状態で手前側糸を軽く引っ張りながらレバーを押します。


こんな感じでループになるように針に糸が通ります。これを引っ張ったら糸通し完了です。便利!

12月頭に即売会なので、多分11月最終週がスナップ付け地獄になると思います。これとデュアルデューティー糸を合わせれば以前よりスナップ付けがやり易くなると期待しています。多分10本くらい糸を通した針を針山に置いて無くなったら次無くなったら次ってやるんじゃないかな?と思います。

作業部屋作っています


昨日届いた職業用ミシン、SL-700EXとロックミシンを並べて作業したいなと思って。こうやって出しっぱなしにしておくと使う気になるかなーっていう期待を込めて。やっぱりロックミシンは色々大変です。

作業部屋は元々姉の部屋で、本当は自分の寝室を作業部屋にしようと思ったのですが荷物の量から結局空いている部屋を作業部屋にすることにしました。3面に押し入れ、もう1面に窓というテーブル壁付けにおいては条件が良くない部屋なのですが、こればかりはどうしようもないというか……。テーブルにキャスター付けたいですね。

あと必要なものといえばアイロン作業のためのアイロン台とか裁断用のテーブルとかなのですが、もうこの時点で常設できるものは限界です。アイロン台はともかく、裁断は折り畳みテーブルを使って別に作業することになるのではないかと考えています。

今日は日曜でしたがあまり作業は出来なかったので、ここから巻き返して行かないと……!まずはMDD用の衣装を作るのが目標です。

職業用ミシン JUKI SL-700EX届きました!


遂に届きました職業用ミシン!縫って縫って縫いまくるよ!!

モデルはJUKIさんのSL-700EX。高級モデルです。合わせて専用テーブルも購入しました。
ということで届いた時の様子を。

こんな感じでミシン1箱と、テーブルの天板、テーブルの脚という3箱で届きました。重くて大きい。テーブルの天板がかなりの重量でした。

そして開梱して組立。引き出しを外さないとネジ留めが出来ないのですがどうやって引き出しのストッパー外すのーーー!と思ったらストッパーはネジになっていて左回しで外すことが出来ました。ちなみに説明書も引き出しの中に。

テーブルは組み立てたらこんな感じ。ミシンがピッタリ入る窓が付けられていて、膝で押さえの上げ下げが出来るレバーなどもそのまま取り付けることが出来ます。もちろんケーブルの逃げ穴も確保。専用設計。

ミシンの方もパーツチェックして、ボビンを巻いてから下糸を付け、説明書通りに上糸を引っかけていきます。

問題ないかチェックして、縫えるかどうかのチェックまでやったのが今日の作業。届いたのが20時だったので出来たことは限られました。縫える所まで行けただけでも十分かな?と思っています。

簡単に縫ってみての感想ですが、やっぱり家庭用ミシンとは違った安定感のようなものがあります。スピードも速いですし、縫うものによって押さえ圧を変えることが出来るのも便利です。縫い速度の他にも自動糸切りや膝で押さえを上げるといった機能もスピードアップに貢献すると思います。

押さえも少ない時間の中で色々試してみて、他の押さえも色々試してみたいです。特にギャザー押さえと地縫いの片側だけギャザーになる押さえがあるとのことでドール服だとあって便利なアイテムになると思います。
あと三巻押さえも元々あるものの他にアタッチメントを付けて使うものがあるそうで、高いけどそれも導入してみたいなーって思っています。とにかく導入したばかりなのでこれら使って慣れていかないといけないですね!

テフロン押さえを探しに

今日福井市内の手芸店さんに行ってきました。先日JUKIさんに行って小さなアールの曲線を縫う良い方法をたずねた時「押さえを加工する」という方法を聞いて、加工用の押さえを探しに行ってきたのです。
押さえは金属のものが多いのですが、滑らない記事を滑らせるためのテフロン押さえなど樹脂になっているものもあり、そういったものを加工するというわけです。その気になれば金属も出来なくはないのですが……。小回りの良さは生命線なので自分の工夫で何とかできるのならやりたいのです。

職業用ミシンの押さえ(というより工業用ですけど)は、家庭用とは比べ物にならないくらいたくさんあってカタログを見ても目的のものを探すのを苦労してしまう位です。ただ売っている所は限られてくるので、実際にお店で買えるところがあるのはありがたいです。テフロン押さえは丁度売り切れているとのことで、注文して別の押さえを買ってきました。地縫い用ではなくて、

基本的にドール服ですが、職業用ミシンは厚物なども縫えるのでケンハモバッグなんかも作れそうですね。色々考えてみたいと思います。

それから、以前から気になっていた「布も切断できるカッティングマシン」に新型が出たそうでカタログもらってきました。ちなみに帆布やデニムは無理らしいですけど、アムンゼンとかよく使う生地が問題なく切断できるなら購入検討もありかな?と思っています。あと刺繍ミシンもいいなあって……。設備のためのスペースもお金もないんですけど、設備の増強は良い品物につながるので導入そのものは検討したいです。