DDdyメイド服製作~その1 ワンピース編~

 

今回から型紙製作ではなく実際の衣装を作るということで、タイトルを「型紙製作」から「メイド服製作」に変えました。今週中に完成予定を目指します!

まずは前回の型紙から起こした生地の修正点を挙げてそれを反映させます。行ったことは

・襟ぐりを狭くする
・背中あきにするため、トップスの後身頃中心を0.5cm延長
・少しハイウエストに(1.5cm裾を短く)

その他後身頃のダーツを短くしたり、前身頃のダーツを左右対称にしたり細かく変更をしています。

写真の文字にはミリ単位で書いてしまっていますがこれは仕事のクセで、手芸では主にセンチメートルを使います。いい加減このクセ直さないと……。

 

生地もきちんと買ってきました!
ワンピースにはポリエステルのアムンゼンを使おうと思います。あとエプロンなど用に綿ブロード。メイド服の中でもフォーマル寄りにしたかったので、綿ブロードはちょっと高めのものをチョイスしました。一度別生地で試作して、OKならこれでやろうかなと思っています。

 

さて、この生地をどのように裁断するか、どの位の生地面積が必要かについては今のうちに考えておきます。
現状だと正直かなり余ることになります。やっぱりサーキュラースカートになると生地量がほかのパーツに比べて多くなってしまうのです。コスプレ衣装など人間用衣装でサーキュラースカートって時々聞きますけどすごく大変だろうなーって思います。ともかく対策として

・何とか生地内で収める
・スカート丈を詰めると面積は小さくなるのでいっそ詰めてしまう
・サーキュラー(360°)ではなく270°スカートにする

といった選択肢があるんですけど、共布でマント作れたらいいなと思っていたので余り分で合わせて作る方向で今の所は考えています。

この裁断図はあくまで1着用で、最終的に何着も作るので例えば10着用になると同じ型紙から同じパーツを一気に10個ずつ作る方が楽になります。一気に何着作るかは後のスケジュール次第ですしその時にまた裁断方法の見直しですけど、今は「1着作る場合110㎝巾のアムンゼン生地が75㎝必要」と考えておけば十分でしょう。

合わせて値段ですけど、アムンゼン生地は800円/1m(税抜)なので、この生地だけで800円×1mの75%=600円と試算できます。他のパーツで他の生地なども使うので最終的に全部試算することになります。

どの位の出費が必要かは押さえておかないといけないので実際の試作と費用の計算を合わせてやっていきます。とりあえず10着作るとしてアムンゼンは600円×10着=6,000円+税が財布に入っていないといけないことになりますね。ほかのパーツも試作しながら算出していきます。

次回は練習用生地で変更した型紙のチェックと、合わせて襟やカフスをどうしようか考えていきます。あと裏地付けるかどうかとか……。