大阪アイドールに向けて製作-その⑫

・輪剣の飾り付けサンプル

未塗装品ですけど、こんな感じで付けようかなと思っています。結構かわいい。三角カンは購入状態だと正三角形なので、切断して二等辺三角形にしています。

タッセルは現状サンプルです。作ろうと思えば簡単に作れるそうですが、もう少し余裕のある時に色々カラーでやってみたいなと思っています。


・塗装やってます!

やっぱり色が付いてくると作業進んでいる感がバリバリですよね!

輪剣はエッジと握りを塗装。金具の付く部分は別の赤で塗りたいかな?チタンゴールドでもいいんですけど。

盾はちょっとやり直して、チタンゴールドをメインにして縁をマスキングした後意匠部分を黒で塗る方法にします。

剣はあと組み立ててセミグロスクリアで完了。鞘はブラック部分がちょっと状態良くなかったので磨き直して明日また塗り直しです。

おにおにソードは……マスキング難しくないし何とかなるでしょう!


途中でメタリックブラックが切れたので買いに行ってきました……合わせて金具関係の補充も。

行ってきたオーカワ模型さんでは来月の福井プラホビーコンテストの案内を頂いて、出来れば参加したいけど販売物作るので精いっぱいギギギ……ってなってます。FAガールとかメガミデバイスとかで良ければ持って行けるかなーと淡い期待です。

大阪アイドールに向けて製作-その⑪

・塗装作業入りました!!

長かった……。

今回は基本的にブラック基調で考えています。メインはタミヤさんのラッカー塗料、LP-40メタリックブラックを使っています。ガンメタルの暗い版かなと思ったら黒々な感じでした。これを剣の鞘とグリップ、それから盾に使います。

それからLP-63チタンシルバー。塗ってみたらいい感じの暖色系シルバーです。輪剣には当初LP-62チタンゴールド(お気に入りのカラーです)を使う予定だったのですがちょっと金色っぽいしどうしようかなということでこれを使ったらいい感じだったので、そのまま剣の刀身にも使いました。

あとは剣の鍔や鞘の根元、それから盾の縁や花の意匠におなじみLP-62チタンゴールドを入れる予定です。輪剣の握り部分はよく売っているタッセルが赤か紫なのでどちらかに合わせようかなと考えています。

おにおにソードだけはちょっと遅れています。というのも凹み部分の削りが上手く行かず、そこだけ時間がかかっている状態です。鬼ということで金棒っぽく……と考えているんですけど、LP-40メタリックブラックだと黒すぎるので、他に濃いガンメタルっぽい色を探すかシルバーを混ぜて調色でしょうか。

あとは杖ですね。今日工房に行く道にあるホームセンターで電動糸鋸の刃を買おうと思ったら無くて、結局帰りにいつものホームセンターで買うというオチになってしまいました。ベルトサンダーで削ったのであとはナイフで細かい所のそぎ落としです。

大阪アイドールに向けて製作-その⑩

・見た目は変わってなさそうですが……

こう見えて実際にはかなりの進捗なんですよ!!

パテ埋めはやっぱり7割過ぎた所からが正念場です。細かい窪みとかを埋めて削ってという作業がなかなかしんどいですが、これをおろそかにすると塗装がダメダメになります。気は抜けません!


・製作数について

本当は造形品あるもの全てを大阪アイドールに間に合わせようと思ったのですが、そこから杖を入れたくなったので生産予定数を見直しました。

盾:3個/全部で5個

剣:2セット/全部で7セット

おにおにソード:2本/全部で4本

輪剣:2セット(4個)/全部で4セット(8個)

杖:3本:全部で6本

という感じにします!バリバリやります!

剣がやたらたくさんあるのは当初盾や衣装とのセットにしようと思っていたからなんですが、衣装ではなく武器防具を優先することからそんなに作らなくていいということになり、特に本数を減らしました。これなら行けそう!

ちなみに杖なんですけど、作業中に糸鋸の刃が折れて在庫が無くなってしまったので現在切断が2本です。新しい刃を買ってこないと……。


・パテ埋めで思うこと

やっぱりかなりのハードワークというか、2週間くらい続けていてこの量が終わらないんですよね。

なので可能なものはレジン複製にした方がいいのかな?とか、色々考えています。3Dプリンタ―による造形品は何と言っても軽いのが特長なんですが、熱に弱い弱点があるので一長一短でもあります。その点レジンは硬化性樹脂なので熱には強く、夏とかの撮影には適しています(車の中に放置とか)(ただしドール自体がピンチ)。

盾なんかは意匠があることから作業がしにくく、なおかつ形状もそこまで大きくならないので、真っ先にやるべきなんじゃないかと思っています。剣など長物は要検討ですね。

事前の削りが後の作業の簡素化になり見た目も良くなることから、電動サンダーを注文しました。電動サンダーを導入することでどれだけの時短になるのか、これを見てから今後について考えてみようと思います。鞘なんかはレジン複製が不利なので3Dプリンタ―でもいいかもしれないですけどね。


今週は可能な限り工房で頑張るような感じです。明日も行く予定ですが、塗料も乾燥時間が必要なので急がないといけません。

大阪アイドールに向けて製作-その⑨

今日は家でお休み。やっぱり研ぎ作業とか、エネルギー使うんですね……。

・杖の製作続き

昨日は仮に作ってみたMDD用オーク杖を整形して、オイルフィニッシュしてみました。

オーク材はセラミックナイフなどで削ると微妙にツヤが出る材料で、頑張れば砥ぎだすことでツヤを出せるかなとも期待しているのですが、そこまで出来るような状況でもないので諦めました……。

作業がかなり大変なので予価5,000円程度になると思います。ちょっと高いかもしれませんがそのまま家具に使えるいい材料を使っていますし、買って頂けた方に満足してもらえるようなものを目指しています。

ちなみにこのサンプル1本作るのに糸鋸の刃を2本折ってしまいました。歯数とか見直した方がいいのかも。

・販売品の現状

実は材料として買ったオーク材はあと6本残っています。全て必要な大きさに切断してもらっていて、あとはサンプル同様形を描いて糸鋸で切って削って……という感じで作業可能です。

特別今手元にあるパテ埋め品を全部作らないといけないわけでもない(そもそも全部売れるなんて考えられない)ので、全て必要分持って行くためにパテ埋め品の仕上げを減らせて杖を数本作るというのもいいのではないかと考えている所です。

明日はまた工房に行って作業なので、ちょっと手元の作業数と相談して何を仕上げて持って行くか考えようかと思います。

大阪アイドールに向けて製作-その⑧

・杖の製作開始!!

来週予定だったオーク材が先日入ってきたので作ってみました。

長さは材料状態で45㎝、もう少し削るので大体44㎝位。MDDなど40㎝級のドールの背丈より高いです。やっぱりこのくらいの長さは欲しいかなーと思って45㎝で注文しています。

外形切って加工して、とりあえず持たせてみましたけど大体いい感じかな?もう少し持つ部分を細くした方がいい気もしますけど、モノとしてのバランスはこんな感じなのかなとも思います。もう少し考えてみましょう。

こういう杖は「スタッフ」とかと呼ばれるものだそうで、「ロッド」というのは杖というよりはいわゆる「長尺物」、「ワンド」というのは指揮棒みたいな短いものを指すそうです。デザインはよくある蛇タイプというか、こういうの何というんでしょう?名前も考えないといけないですね。


どうしてオーク材なのかというのは理由が2つあって

①かつてドルイドが使用していた杖の材料である→ドルイドというのは要はケルト民族の神聖職(みたいなもの)なのですが、ゲームなどでは自然崇拝系魔法使いって扱いになっていますね。実際に「聖なる木」としてオークを使っていたという話は何度か聞いたことがあります。

②加工用木材として適度に硬く、扱いやすい→あまり柔らかすぎると割れてしまうし、硬すぎると今度は刃が通りません。作業性と硬さ(=割れにくさ)が両立したバランスのいい材料だと思います。

楽器としてはドラムスティックに使われていますね。一応調べる限りエレキギターでも使われなくはないけどちょっとレアかな……?といった感じです。確かにメープルとかに比べると柔らかいですね。


最終的に透明ニスで仕上げるかオイルフィニッシュで仕上げるか、あるいはクリアスプレーで仕上げるかを考えています。ナチュラルに仕上がるのはオイルフィニッシュですけど、ドールへの影響がないか検証が必要ですね。以前ニス塗りをエアブラシでやった所悪くは無かったのでそれで行こうかな?

ただ時間がかかるので(外形切り抜き→削り→磨き1回目)までで2時間近くかかりました。大阪アイドールにはこれをサンプルとして持って行って、6/2にある名古屋DiWで販売開始になるかなと思います。多分ニスだとお手元に届けるのに乾燥時間が多く必要なので。模型用塗料も同じではあるんですけどね。


・パテ埋め大体完了&塗装入りました

でメインの武器防具の削り、まだひと段落とは言えないものの塗装も始めました。むしろ「今日は何か塗装するまで帰らない!!」という感じでしたけど……。

輪剣は月って名前を入れたいということで現在チタンゴールドを吹いています。チタンシルバーの方がいいかな?塗料ないのでまた買ってきましょう。

他にも剣や盾も研ぎが最終段階です。次行った時にパテ関係終わって、塗装に入れるんじゃないかなーと思います!多分月曜かな?