先日(2019年5月)の静岡ホビーショーで先行販売の様子がTwitterに流れていて、借金してでも買う……!!!と思っていたんですがかなり早く届きました!
■これは何?
削り作業用の電動工具で、言ってみれば「電動ストロークサンダー」です。コンセントから電源を取り、スイッチを入れると先端が3㎜量で振幅します。その先端にサンドペーパー付のビットを付けることで電動サンダーとして使用する製品です。1,000~最大5,000SPMのスピードで動作するとのことです。
なおΦ2.35&Φ3.0のチャック付きで、同径の軸の彫刻刀を使えば小型電動ノミとしても使用できるそうです。他にも一般的なリューター用軸付砥石などを使って穴部分の削りなんかも出来るようになっていて、付属品としてダイヤモンドビットが2種入っています。
他にもいろんなアタッチメントに加えて粘着剤付きの#240サンドペーパーが付属しています。はさみやカッターがあれば買って電源を入れてすぐに作業出来ます。
■使い勝手について
まずは軽くて作業の負担にならないこと、先端をワークに当てても力が減衰しないパワーが使いやすいです。重量バランスも特別先端やお尻に偏っていなくて扱いやすくなっています。形状は左右対称になっているため、左右両方の手で使えます。
スイッチはロータリー式になっていて最後まで回すとカチっと鳴って電源OFF、スイッチはお尻部分についています。位置が独特でちょっと取り回しがしづらいという意見もありますが、個人的にはよく間違えて電源OFFにしようとする時に回転数を上げてしまいます。どっちがどっちになるか書いておこう……。
個人的な気になる点としては電源のコネクタがミニジャック形状になっていて、お尻部分を持っていたら外れてしまうということが何度かありました。
■振動、音について
振動はアルティマ5を持っている利き手もワークを持っている左手もそれなりに来ます。やっている時間や握る強さにもよりますが、この作業をした後に楽器演奏すると失敗するだろうなーという感じ(めっちゃ主観的です)。休みながら作業しましょう。
音は、あんまりスピードを上げないとそこまで気にならないのですが、最大まで上げると多分深夜にやると家族に怒られるかなという感じです。これは電動工具の宿命です。
■実際3Dプリンタ―造形品に使える?
造形品に対してのアプローチ(どういう作業か)はいくつかあるのですが、付属の#240ペーパーで見ると
・単純なバリ取り(サポート除去とか)→余裕
・PLAの積層消し→完全に取るのは難しいor何度もペーパー交換が必要
と思います。削りのみで積層消しをするなら個人的にはアルティマ5を使って段差を均した後にセラミックナイフを使うとやり易いかなーと。
それに対して
・パテ、サフ後の磨き→水砥ぎでスポンジペーパーを使うと最強!!!!
で、多分磨きにおける作業性の改善がものすごいです。めちゃくちゃすごいですテカテカです!!!!!
この点はどちらかと言えばペーパーや両面テープの性能に依存します。例えば定番のキュービトロンを使ってみましたが、意外とキュービトロンって滑り易くてシリコンカーバイド系のものの方が使いやすいけど交換の手間考えるとキュービトロンを使いたいなとか。この辺りはまだまだ検証が必要です。
他にも水砥ぎやってみましたけど本体は防水性能は無いそうなのでその辺りも要注意です。あと細かい番手を使う場合振動によるムラが出るかもしれないので、振動吸収のためにもスポンジ素材や厚い両面テープなどを使った方がいいのかなーとか考えている所です。
■そのほか
ビットを3Dプリンタ―で作れば作業もっと良くならない……??って考えています。FDMだとどうしてもZ軸方向が脆くなるので要検証ですけど、コネクタ形状は割と分かりやすいので何かできないかなと。アルゴファイルさんもビット別売りを検討しているそうなので出たら購入しようと思っています。
先週とか毎日3Dプリンタ―造形品の磨きやパテ埋めをしていて、これがあったら相当な時短になっていただろうなあと思っています。時短は正義です。これからきっと大活躍だと思います!